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calendar 渓流釣り日誌/2013.05


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[渓流釣り日誌]
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2013/5/31 (金)

 全然あかん!と、髭親父が・・・

入梅したものの、お湿りは期待したほどではない
土日に降ると予報されているが、梅雨前線が遠ざかり、あまり信用できない

ということで、川が涸れない内に釣りに行くことに!
ここんところ通い詰めている川上村に、朝皆さんが動きはじめる時刻に出発

現地着は九時半
着替えて本流に足を運ぶ

水嵩は大して増えていない
流れも緩い
従って狙いは、瀬である
しかし、食いついてくるのは川ムツ
諦めずに軽い段差の下を狙う
アタリがない

次の段差は、二つの石で流れが三分されている
手前の流れは少し深みがあるが・・・アタリなし
真ん中の流れは・・・目印がスッと下に流れる、アマゴだ!
同じ流れには、もういないだろうとシカケを流すと・・・又もアタリが、アマゴだ!
奥の流れは・・・目印が1mほどスーッと下に流れて、本日一番の22センチほどのアマゴ
いずれもヒレピンである

瀬が終わったので、そこから戻り、降りた所の下流を攻める
瀬を丹念に探ると、ポツッとアマゴが掛かる
結果、本流ではアマゴ:5匹である

しかし昼になり(暑い!)、日差しと風が強まったので、支流に入る
パッパ氏に案内して頂いた場所を探ることにする
入川道の近くに車を停め、一旦道を遡る
20分ほど歩いた民家の前から川に降りて釣り下ることにする

入川箇所が見えた
が、道を下って来た白い車が横で停まった
髭の年配者がこちらを向いて

『釣れました?』
おっと、油断していた (CM?)
「今からですよ」

『上でフライしてたんやけど、全然あかんわ』
「午前は本流の瀬で5匹ほど・・・」

『ホンマ?、何処?』
「下の橋の上流の瀬」

『行ってみるわ!』
「???・・・」

川に下りると、初めて来た時より5センチほど水嵩が少ない
こりゃあ、厳しいかも?

民家の前では、マメアマゴの猛攻に・・・
さらに下るが、仕掛を突付くのはマメアマゴ
水嵩が少ないので、探るポイントが限られる

!!!
足跡だ!
こりゃあ、駄目かも?
と思いつつも、しっかりとポイントに仕掛を流す
なんでもない瀬でアタリが出る
とにかく、探ってなんぼやな!

5センチほどのマメアマゴに邪魔されながら、釣り下る
少し深みのあるポイントにやって来た
流れ込みから仕掛を流し、深さに応じて仕掛を沈めていく
コツコツというアタリが・・・
アワセるが、素バリを引いてしまった

マメアマゴにしては、アタリが鮮明だ!
再度、仕掛を流す
コツコツというアタリが・・・
また、素バリを引いた

アマゴではなさそう、食い込みが悪い
再度、仕掛を流す
コツコツというアタリが・・・
ピシッ!
乗った!!
だが、ポトリと落ちてしまった
腹が白かったが・・・
次回のお楽しみである

駄目かと思ったが、ポツポツとアマゴがかかる
なかなか掛からなかった、アブラハヤも顔を見せる
口小さいのに、よう掛かったな!

膝程度の深さの流れでは、3回は仕掛を流して、アマゴを岩の下から誘い出す
姿は見えずとも、ヤツは居る

丹念に探っているので、時間がかかる
気が付くと空が曇ってきて、やや薄暗くなってきた
塩イクラも、減ってきた

前回、立ちふさがる岩と、覆い被さる枝で断念したポイントに来た
ここは出るぞ!と狙っていたポイントである
岩と枝の隙間を狙って仕掛を振り込み、アタリを待つ

ククッ
パシッ!
アマゴだ
ここで3匹抜いた
そして、上の枝が邪魔で1匹落とした

もう少し水嵩があれば、良型も期待できると考えている
増水した日が狙い目か?

マメアマゴが沢山いた
1センチほどの生まれたばかりの小魚は無数にいた
アマゴの餌には困らないであろう

道に上がる場所にやってきた
6時になり、丁度塩イクラも切れた
終了!

支流の結果は8匹であった!
邪魔であったマメアマゴも、来年は大きくなっているであろう
本日の釣果で200匹超え

梅雨なので、そろそろ型狙いに切り替えようかと、思案している

※撮影画像不鮮明につき、確証画像なし

■本日の釣果 べっぴんさん:13匹



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2013/5/19 (日)

 ゴミとルアーマン

少し遅れてしまったが、5/18に吉野川の支流で会ったルアーマンのことに関連して、もう少し・・・

スリムなこの方、会った時にネットを肩にかけておられたのだが、そのネットの中に空き缶が5つほど入っていたのに感心した
「ゴミ掃除?」と聞くと
『暇なもので!』

私も気が向けばゴミを拾うが、最近はゴミが多すぎて拾い切れないのだ!
釣り関連のゴミ(イクラの瓶、ミミズの箱、ブドウ虫のケース)のみならず、空き缶(清流飲料水、ビール)、空き瓶(カップ酒)
山水を引く黒い太いホース、タイヤ、バッテリー、鉄材、子供の玩具etc
例を挙げればきりが無い

特に目立つのは空き缶
水と戯れに来た輩が捨てていったものであろう
ここで躾という言葉が脳裏に浮かぶ
最近は子供を躾ける前に、親を躾けないといかんからな(ワシもおじんやのう!)

そして、こんなもんわざわざ此処まで捨てにこんやろという、地元民が川に捨てたと思われる数々の投棄物
清流と謳っていても、目立たなくても、川原を歩けば”ゴミの川”
支流を遡っても、人が入れる場所には必ずゴミが落ちている

でも、源流に行けば、さすがにゴミは激減する
ドロはなく、砂も綺麗
流れている水も、そのまま飲めそう!
だから源流釣りに嵌ると止められないんだ!

話が少し逸れた
貴方が貴女が、川に行かれた場合は、ゴミは捨てないで下さい。できたら、落ちているゴミを拾って、ゴミ箱などに入れてください

ワしも気が付いたら、拾うようにせなあかんな!
ザックでも担ぐかな?
いつまでも綺麗な川であって欲しいですね



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2013/5/18 (土)

 触覚で飛ぶ虫?。そしてポキッとな!

先週、気になった川上村の大滝ダムのバックウオーターの様子見に朝遅くに出発。
来てみると、先週から殆んど雨が降っていないので、川の雰囲気が予想以上に悪い。

川底にドロが被っているようで、流れも少ない
こりゃあ、いかんわ!
と、イキナリの逃げ腰宣言!

もう少し上流を探ろうと、過去に竿を入れたことのある大迫ダムの下を探ることに!
吊橋近くのコーナーの空き地に車を停め、準備する。
ふと、草むらをみると、蜘蛛?が飛んでいる

でも蜘蛛の巣はない。???、見たことのない虫である
触覚が大きく、その触覚を羽ばたいて飛んでいるような妙な動きをしている。

新種かも?
取り敢えずパシャ!
でも葉の裏にいるので、殆んど写っていない
画像中央部から、やや右斜め上に白いヒゲが2本あるのに気付かれるだろうか?

画像の説明

川に下りると、水量の少なさだけが目につく
吊橋の下の大石から上の流れのあるポイントを攻める!
たまにアタリがあるが、川ムツ君である

画像の説明

結構厳しいなぁ!
駄目かなと思いつつ、探りながら大石まで下ってくる
大石の手前の段でようやく、21センチほどのアマゴが顔を見せる
ヒレピンなので嬉しい!

画像の説明

大石の脇の流れを探るが、音沙汰なし
過去に、ここでプチ入れ食いしたのだが・・・
ここから下の橋近くまで探るが、風に邪魔されて仕掛が上手く流せない

いつの間にか、昼になっている
暑い!
支流に避難しよう

先週探ったポイントの上流を探ることにした
車を走らせると、ポツリポツリと車が停まっている

入川道の案内板があるが、上流にいくと案内板がない
川までも遠いようだ
Uターンし適当なところで車を止め、短い竿を手に取り敢えず川に下りる

”まむし注意”の看板が・・・
木の階段を下りると、雰囲気は良いが、人が入っているようだ

そこから取り敢えず釣り上がる
足元の足跡が気になる
やはり、なかなかアタリが出ない

木の陰で暗くなった、浅い瀬を探る
アタリが無い・・・、が仕掛を流し切る
と、目印がスーッと下に流れる

ピシッ
乗った、アマゴである
18センチほどか・・・
パッパ氏によると、レギュラーサイズ

そこから暫くは音沙汰なし
水面で蛾がバタついているのに気付いた
2センチはあるだろう
目の前から下に流されていく
浅い瀬にかかった
と、パシャッと水中に消えた
絶好の餌なんだろうな!
しかし、あの蛾を一飲みできるのは口の大きな、川ムツかアマゴであろう
こちらの餌には見向きもしなかったのに・・・

バタつく=餌⇒食いつく の方程式が、成り立つ
水面でイクラをバタつかせたら、もっと釣果が上がるはず
むりーっです

そして、250メートルほど上ったところで、釣師が降りてくる姿が・・・
やはり、意気消沈である

やむなく、引き返す
そして、入川ポイントから釣り下ることにする

アブラハヤの群れが、忙しく動き回る
アタリがあってもハリに乗らないのは、口の小さいアブラハヤか?
仕掛を振り込むと敏感に反応し、逃げていく

目ぼしいポイントは探られているようで、アタリは出ない
岩の裏の流れや、細い流れで漸くアタリが出る
なんとか3匹ほど追加できたが浅いので引くという感覚はなく、目印がスッと下に流れる

500メートルほど下って来たか?
またも釣師が・・・
こちらをずーっと見ている

すると、こちらに近づいてきて『釣れましたか?』
スタイルの良い、ルアーマンである
バックに目がいっていたので、見てもらう
そこで、一頻り本流の話をする

「上がるところはある?」
『すぐ其処と、もう少し下れば二箇所ありますよ』

そこから、さらに釣り下る
空に雲がかかり、少し薄暗くなってきた

時刻は午後5時頃なので、そろそろ終わりか?
浅い瀬を探りながら、下っていく

と、アタリ?
パシッ
ハラリ

また、仕掛がリリアンから外れてしまった
目印が動かずに残っているので、回収する
魚がついているかな?、と期待したが・・・・
なんと、穂先のリリアンの部分がついていた

終わってしまった ・ ・ ・
竿を仕舞い、先ずは上がり口を探す
20mほど下ると、木の梯子が見えた
そして、もう少し下ると、その手前に鉄の階段(立ち入り禁止の看板付き)があることに気付いた

鉄の階段の下で魚を捌き、道路に上がる
少し戻ったところで、先ほどのルアーマンが下って来た
再び、一頻り話をする

『年間で1,000匹釣る釣師を知ってますが、毎土日釣りに来ているそうです』
「年間で50回ほど、平均釣果は20匹。立派なもんですね。」
この方も、もうすぐ尺上狙いに切り替えるとのこと。

画像の説明

ついでに、”お釣師者”のサイトの宣伝をする
挨拶をして別れ、暫く歩いていると車が下って来た
狭い道なので、避けていると横で停まった

『どうでした?』
「昼から入って4匹!。渋いねぇ!」

『私は5匹。午前中は本流で釣ってました』
「私も同じ」

「先週の雨の後は良かったよ!」
『らしいですね!』

「明日は雨だから、良いかも!」

でも、体力が持たねぇ!・・・

戻る途中で、良い香りが・・・
でも、花の名前は分からない

画像の説明

はやり、朝一一番の釣りでないと、魚が警戒して釣果は望めない!
昨晩の夜更かしが敗因であった。

画像の説明

■本日の釣果 べっぴんさん:5匹



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2013/5/12 (日)

 べっぴんさんが、あちらこちらから!

一昨年に私のサイトを見てメールを下さったパッパ氏という方が居られる。
一度、御一緒したいなあと常々思い、緩い約束をしていたのだが、昨年は私がバタバタして忘れてしまっていた。
今年こそはと固く決めていたのだが、先日、川上に行くというメールをパッパ氏から頂き、”是非同行を!”と嘆願し、ご一緒させて頂く事になった。
釣行前日にも、確認の電話とメールを頂き、恐縮しっぱなしである。

さて、当日は川上村の某橋のところでの待ち合わせ。
空には、まだガスがかかっている。

画像の説明

五時に出発するも、思ったより時間がかかり約束の六時を十分過ぎた頃に到着。
と、車から出て、待っておられる大柄な方が・・・、手を振られている。この方だ!。
挨拶もそこそこに、早速ポイントへと向かう。
支流を少し上がったところに車を停め、川に下りる。

画像の説明

川上村の支流は初めてなので、少しワクワクしている。
川に下りると、”これぞ渓流”という感じの渓相であるが、沢という表現の方が合っているようにも思う。
パッパ氏は川虫での釣りなので、既に石をひっくり返しておられる。
川の水は、綺麗である。

画像の説明

私が用意したのは5.4mの竿、これで十分な川なのである。
大降りではないが二日ほど雨が降ったので、川の水も5センチほど増しているようだ。
『先に釣り上がって下さい』という言葉に甘えて先行させて頂く。

10センチほどの深さの流れでも、流れの筋が良ければアタリが出るはず。
二つの流れが一つに寄った、浅い流れでイキナリのアタリ。
ここでは良型の20センチのアマゴ。
今日はこれで十分だ! (嘘です)
パッパ氏が、私がアタリを出せなかったポイントで2匹釣っていた。(流石!)

ポツリポツリとアタリが出る。
レギュラーサイズは15~17センチというところか?
浅い流れでも、アタリが出る。
過去に源流釣りをした時のようだ。

画像の説明

パッパ氏が時折、川虫を採取している。
川虫を採取しているパッパ氏の姿を見ると、気配を消して自然に溶け込んでいる感じがする。
とかく釣果や釣りの技に拘りがちの私だが、無心になるのも良い気がする。

と、ここで穂先が枝にかかり、リリアンから仕掛けが外れてしまった。
”えらい簡単に外れたな?”
付け直して、釣りを再開。

調子良く、ポツリポツリとアマゴがかかる。
すべてヒレピン(=ペッピンさん)のアマゴである。
雄ならイケメンであるが、アマゴは『渓流の女王』なので、ベッピンさんで良いだろう。

と、ここで根掛かり。
また仕掛けがリリアンから外れた。
仕方がないので、仕掛けを作り直す。
そこに後追いのパッパ氏が、追いついてきた。

ずーっと私が先行していたので、ここでパッパ氏に先に行ってもらう。
こちらは、外れた仕掛けを回収して後を追う。
ちょっとした深みを探るが、アタリが無い。
浅い瀬の方がアタリが出やすい気がする。

岸には昨日のものと見られる足跡がついているので、深さのある場所は攻められているのかも?
岩が大きくなり、歩き難くなってきた。
岩越しに探っていると、仕掛けがまたも外れてしまった。
回収した仕掛けを付けて同じところを流すと、何かに引っかかった。
仕掛けを引くと・・・・仕掛けが付いていた (仕掛け回収完了!)

先に行ってよ、という言葉で再び先行するが、ここぞという場所では粘ってしまう。
パッパ氏が何時の間にか横に立っていることも増えてきたので、少しポイントを飛ばして釣り上がることにした。

パッパ氏はフライをやって居られたとのことで、竿の振り方も私とは少し異なる。
が、スムースにキャスト?し、狙ったポイントに仕掛けを打ち込んでおられる。

入川したのが6時半過ぎだったが、何時の間にか正午が近づいてきた。
パッパ氏は昼までの予定だったので、一旦釣りを終わり車を取りに行く。

道をダラダラと、四方山話をしながら下っていく。
車に戻り、釣りあがった場所まで移動すると、約1.2キロと出た。
私はもう少し頑張るので、パッパ氏とはここで挨拶をして別れる。

そこから少し釣り上がるが、入渓し易いからであろうか、アタリが遠のき始めた。
川幅が急に狭まったところで魚を捌いた跡があったので、そこで終了とする。
午後三時過ぎ。追加の釣果は3べっぴんさんであった。

貯水を始めている大滝ダムは満々と水を湛えており、かつてのポイントが水没してしまったのは少し残念な気がする。

画像の説明

画像の説明

■本日の釣果 べっぴんさん:21匹


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2013/5/7 (火)

嬉しいお知らせ(自分にとってですが) その2

Infotop に登録していた『渓流釣りの極意』。
なんと、早くも(本当は、めっちゃ遅い)2本目が売れました。

「物好きな奴もおるもんや!。」(笑)
”いやいや、早く上達したいという上昇志向の方ですよ、きっと”(嬉)

「それで、終わりやな!」(冷)
”ありがとうございます、厳しいお言葉は励みになります。(知らんぷり)”

2本目のご購入者は、静岡県のD.S様です。ありがとうございました。
私の釣りの知識・技術の集大成でしたので、嬉しい限りです。
画像などは自分の道具やウエアを使っているので見映えはしませんが、釣りのノウハウは最大限詰め込んだつもりです。
河川の画像やポイントの画像が少ないという苦情が来ないかと、やや危惧はしておりますが。

今年の釣果は既に170匹を超していますので、『渓流釣りの極意』の内容を疑っておられる方は、いらっしゃらないと思います(多分!!)。

□静岡県のD.S様へ□

取り敢えず『渓流釣りの極意』を匠の秘伝書として是非とも技術を修得され、 釣り仲間をアッと言わせる釣果や大物をゲットして下さい。

私が十年間、試行錯誤して修得した内容(勿論、師匠の教えもあります)ですが、『渓流釣りの極意』をみっちり実践すれば、三年もあれば中級者を抜けると思います。
因みに、私の年間の平均釣行回数は20回程度だと思います。過去の記録がないもので不確かですが・・・。

修得された暁には、『お釣師者の二番弟子』と、名乗って頂いても結構ですよ。
『えっ?、やはり遠慮されますか?。(少しがっかり)』

質問をお待ちしていますので、釣果にこだわらず色々な釣り方を試して、アタリを探って下さい。

解禁釣りや追加放流釣りで釣果を競うのではなく、渓流に馴染んだアマゴを釣るようにして下さい。
釣れるアマゴを釣るのではなく、簡単には釣れないアマゴを釣る癖を付けたら、腕は必ず上達します。

良い結果が出たら、是非ともお知らせ下さい。



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2013/5/4 (土)

『タチテト』ならず

昼から天気が急変するという天気予報だが、”雷探くん”を携帯して天川に向けて出発!
”出合”の丁字路を右折し、直ぐに左折して橋の上から川の状況を見る。

渇水だ!
水の流れが少ない
殆んど雨が降っていないので仕方がないが、それにしても少ない
深場か、瀬を狙うしかない

そこで、漁協の事務所の少し上流部、段差のある箇所を攻めることにした
いつもなら、ロッククライマーの練習グループがいるはずだが、今日はまだ来ていなかった
しかし釣り人が一人、岩の上で鎮座して糸を垂れている
横着な釣りだ

川に下りると平水より50センチほど低い
アチャー、しくじったかな?
悩んでいても仕方がない
仕掛けをセットして、釣り下る

水嵩が低いので、ポイントが大幅減
ここぞという数少ないポイントを攻めるが、なかなかアタリが出ない
岩の隙間に隠れてしまったのか?

それでも、なんとか3匹をタマに収める
いつもなら途中から下り難いのだが、水嵩が低いのでいとも容易く下の橋のたもとまでやってきた
深場を攻めるが、音沙汰無し・・・終了である

次は何所にしようかと悩み、先日攻めた吊橋の下に決めた
吊橋を渡り、林を下っていく
下のキャンプ場前から釣りあがることにした
が、鮎バックが無い・・・腰に付け忘れたのだ
ヤバイ・・・釣れないかも(ジンクスである)

キャンプ場前の深場は雰囲気が良かったが、アマゴのアタリは出なかった
そして、一段上の短い瀬
ここで、痛恨のバラシ
少し気が緩んでいて、合わせが甘かったのだ
これが、結果的に 『タチテト』ならず になってしまった

釣り上がろうと思っていたが、ジンクスが気になり途中で諦めてしまった
そそくさと竿を仕舞い、来た道を戻る
途中の川の様子も良くない
吊橋までくると、深場に釣師の姿が・・・
何やら、仕掛けを作っているようだ

昼になったので、次で最後かな?
そして、選んだポイントは、郵便局の上流部
まだ入ったことがない箇所なので、どうなるか?

橋から下を見ると、釣師が一人
準備をして、橋を渡り始めると釣師が上がってきた

「釣れましたか?」
『下まで釣り下ったけどあかんわ。』

「上は入りました?」
『上はワシが入る場所と違う!』

「???(意味不明・・・)」

さきほどから、”雷探くん”が”危険”を発している
空は快晴であるが・・・発電所を探知していたようだ
ここから釣り上がる
まずは、発電所の前の段差の流れも、探っておく
落ち込みの下の岩影を流すと、いきなりのアマゴ
”竿抜け”ならぬ”手抜き”ポイントである

そこから上は瀬が続くのだが、なんせ水嵩が少ない
そして、朝一釣り人が入っているようだ (当然じゃのう!)
アタリがないまま、ダラダラと釣り上がる
するとキャンプ場にやってきた

巨岩際の深場が良さそうだ!
家族連れが釣りをしているのが見える
巨岩の上までびびりながら上がり、直下を探る
すると、いきなりのアタリ
だが、アマゴではなかった

再度仕掛けを投入
底を探るとまたまたアタリが・・・魚体が白い
アマゴである
ここで、5匹のアマゴをゲット
天然物も入っていた

家族連れは底を探ることが出来ないので、やはり釣れていない
やはり深場の底が良いようだ
さらに上流の瀬も雰囲気は良い
ここは水嵩が増えれば、さらに期待出来そうである
しかし、これ以上は遡れない

さて道路に上がるか・・・って、何処から上がるのぉ?
初めての場所なので、良く分からない
直ぐ上は道路のはず!
仕方がないので、上がれそうな斜面をズルズルと上がっていく

が、足場が砂利混じりのため、踏ん張りが利かない
そして、身体がずり落ち始めた!?!
ヤバイ
思わず、踏んづけられたカエルの如く、斜面に張り付く
止まった!

こんどは、直ぐ横の斜面に背の高い草が生えているところを上がる
やはり足場は緩いが少しはマシである
上がった所は、機材置き場
ここに出ましたか?

巨岩のポイントは、キャンプ場の下なので釣師が入り難いポイント
そしてキャンプがてらに釣りをする人では、釣り難いポイント
そして渇水時の深場
三拍子揃ったポイントということになる
まあ、結果論であるが
ポイントの特性を知っていれば、狙い撃ちも可能となる

天川漁協のアマゴ釣果を見ると、かなりの釣果を上げておられる方がいる
居る(放流ポイント)ところには居るので、釣果を上げたいのなら場所選び(=情報)がポイントになるであろう

帰りは久しぶりに”かもきみの湯”に立ち寄った
GWのためか、超混雑していた
身体が伸ばせるのが気持ち良い

□編集後記
ソファーで横になり、テレビを見ていたら寝込んでしまった。
真夜中に目が覚めて、起きようとしたら太ももの内側が攣り、激痛が・・・
イテテー。筋肉疲労か?、冷やしたためか?
多分、運動不足であろう。
もっと、渓流に足を運ばなくては!

本日は画像無し

■本日の釣果 アマゴ:9匹(『ツ抜け』ならず)



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2013/5/1 (水)

追加放流は大賑わい!

何やかんやと所用が重なり、本日の釣行。
起きたのは夜明け前だったが出発は5時を過ぎ、ガスを満タンにして天川に着いたのは7時半過ぎ。

どこにしようかと”出合”の丁字路を右折すると、???、停まっている車が多い。
!!!、追加放流・・・・だったか?。
どうするかなと考えるが、何処も彼処も埋まっている。
気の弱い(軽い嘘です)私は、予定通り居残りアマゴ拾いをすることに。

画像の説明

九尾ダム下流の前回のポイントを探るが、やはり反応は薄い。
と、そこで思い出したのが、神社の裏の断続的な瀬。
何年か前に、何でもない瀬毎にアタリが出たのを思い出した。
車を移動させ、発電所の向かいに車を停める。

橋の上から覗くと釣師が一人。
休憩しているようだ。
と、そこに漁協の車が通りかかる。
『ここ、放流してますよ!』。
聞くと、"追加放流場所"という立て札のある場所か、釣師の多い場所にのみ放流するとのこと。

まあ、養物が混じってもいいか、と川の向かい側に下りる。
ところが、挨拶をしようと対岸を見ると居ない?。

仕掛けをセットして釣り始めると居た!。
上から降りて来ている。

あんな所から降りられるんだ・・・。
降りてきたので挨拶しようとすると、こちらとあまり視線を合わせない。
そして、対岸の岩の上で、横を向いて座った。
んーん、ま、いいか!。

釣りに集中すると、軽いアタリが出たような!。
が、ハリに乗らない。
流れが緩くなった駆け上がりを、底を転がすように仕掛けを流す。

クッ。
パシッ。
やや小振りだが、アマゴである。
同じようなポイントでアタリが出るが、後が続かない。

と、それまで横を向いていた向かいの釣師が・・・
何時の間にかこちらを向き、じっと見ている

見られるほどの腕じゃないので、「割り込んでスミマセン。釣ってくださいよ!」と声をかける。
ところが逆に、『どうぞ釣って下さい!』と、にこやかな返事。
しかし、タイミング良く釣れるわけがない。

そして気が付くと、また対岸の釣師が消えた。
上を見ると、道路に上がっていくのが見えた。
向かいは何をする人ぞっ!。

発電所の放水箇所辺りを丹念に探ると、居残りのアマゴも掛かる。
結構パワーのあるアマゴも掛かる。
尾ひれの綺麗な卵放流か、稚魚放流物だ。
しかし、数が伸びない。

向かいの釣師がクーラーを持って、降りてきた。
何やらゴソゴソしているが・・・。
向かいの釣師の魚篭は、横になっている??。
他にも釣師がいたのか?。

こんどは向かいの釣師は、タマを持って上流で川虫を獲り始めた。
餌、忘れたのかな?。
そして、竿を手に釣り上がり始めた。
ようやく、釣りをする気なったようだ。

こちらは釣り下ることに。
テレーとした流れから下ると、3つの流れが集まってくる浅い瀬が出来ている。
ひょっとしたら・・・。

上手から仕掛けをゆっくりと流していく。
少し引っ張るような感触。
ヒシッ!。
ズン!。
元気なアマゴが飛んできた。
同じ流れで、4匹をゲット。

そこからは、浅い瀬が続くのでポイントを一つずつ攻めていく。
が、足元に足跡が付いている。
簡単にはアタリが出ない。
しかし、錘を軽めにして丁寧に探ると、思い出したようにアタリが出る。
瀬は根掛かり多発のために敬遠する釣師もいるので、ポイントに迷った時に狙うと良い結果が出るかも知れない。

神社の裏を過ぎると、何やら山菜を小脇に抱えた方が後を歩いている。

『釣れたかね』
「ポツポツやね」

『アマゴ?』
「そう」

「ウドですか?」
『イタドリや』

「そこから上がれるの?」
『下のハシゴから上がるほうが、分かりやすいよ』

「おおきに!」

時刻は既に二時を過ぎている。
だんだん雲行きが怪しくなってきた。
そして、気温の低下。

瀬が終わったので、終わることとする。
魚を捌いていると、上手に釣師の姿が・・・。

道路に上がり車に戻ると、向かいの釣師の姿は消えていた。
今日は追加放流目当てで賑わったが、明日からはまた人気の無い渓流に戻るのだろうな!

画像の説明

■本日の釣果 アマゴ:16匹



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